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慢性的な不調は副腎疲労が原因かも

こんにちは。トレーナーの中山です。

「慢性的な疲労感が抜けない」「何をやるにもやる気が出ない」

これらの症状は「副腎疲労」が原因かもしれません。

本日は副腎疲労について解説致しますので、継続的に不調を抱えている方の参考になれば幸いです。

副腎疲労とは

副腎というのは腎臓の上にある様々なホルモンを分泌している臓器になります。

私達が何からしらのストレスを受けると、副腎がストレスに対抗する為の「コルチゾール」というホルモンを分泌しているのです。

コルチゾールが分泌される流れ

脳の内側にある扁桃体が危険を察知

身体を活動的にして心拍数や血圧を上げるノルアドレナリンが放出

呼吸や消化吸収に関係する脳の視床下部が副腎を刺激するホルモンを分泌

副腎からストレスに対抗するホルモンのコルチゾールが分泌

つまり、何かストレスを感じた時はコルチゾールを分泌する事でストレスを軽減するのですが、現代社会は以前と比べてもストレスを受けやすいです。

継続的にストレスによってコルチゾールの分泌が過剰にされる事で、段々とストレスに対抗するのが難しくなってしまいます。

そして、ストレスに対抗するのが難しくなることによって引き起こされるのが副腎疲労です。

海外では近年広く認知されてきていますが、日本では馴染みがあまり深くない言葉でもあるので、病気でなくあくまで概念として覚えていただければと思います。

副腎疲労チェックリスト

以下のような状態は副腎疲労症候群を引き起こしている可能性があるので、確認してみましょう。

これらが複数当てはまる場合は副腎疲労の疑いがあるので、自分自身の生活習慣と併せながら確認してみてください。

腸を整える事が大切

副腎疲労を改善する為には生活習慣の見直しが必要になっていきます。

運動・栄養・睡眠といった3つの観点から解説していくと

運動

運動負荷を身体にかける事でストレスに直面した時に、コルチゾールの分泌の量を減らす事が期待できます。

これは運動をした時に分泌される「セロトニン」や「ドーパミン」といった幸福感を感じるホルモンが関係しているのです。

幸福感を感じる事でストレスを軽減して、ストレス自体に対抗する力も強くなると言われているので、運動不足の方は散歩やジョギング、ストレッチから始めてみることをオススメします。

栄養

加工食品や添加物を多く含む食事は身体の炎症化を進行させてしまうので、週3回以上食べている方は頻度を減らすといった工夫をするようにしましょう。

これらの食品は消化吸収を行うにあたって身体の負担になるので、まごわやさしいを意識した食事がオススメです。

こちらを参考にしてみてください。

まごわやさしいを摂取しよう

睡眠

睡眠は入眠後の1時間30分が特に大切と言われているので、寝る前の習慣はとても大切です。

スマホを見る、寝る前のアルコール・食事の摂取などはスムーズに入眠する為に弊害となってしまうので、そういった行動が日課になっていないか振り返ってみてください。

そして、大切な事は寝る1時間30分〜2時間前に入浴して体温を上げる事です。

睡眠は体温が徐々に下がる事で入眠や睡眠の質を向上させてくれるので、シャワーで済ませる事が多い方はお湯にしっかり浸かると眠りにつきやすくなるかもしれません。

いかがでしたか?

副腎疲労が疑われる場合は生活習慣を見直したり、改善する事が症状を緩和する為に大切ですので、参考にしてみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 


この記事の執筆

中山 佑(なかやま ゆう)

パーソナルトレーナー養成の専門学校卒業後、新潟県三条市の某ジムにて勤務。
老若男女問わず幅広いジャンルの方々に対して、パーソナルトレーニングやスタジオレッスンでの指導を経験。
パーソナルセッションを担当していく中で、短期的な成功よりも運動を継続する事によって、身体とマインド両方がより良い方向へ向かうアプローチを提供。

4年半勤務した後、the REFORMERの「姿勢の悩みや身体の不調を根本的に改善する」というコンセプトに魅力を感じ入社し現在に至る。

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