パーソナルトレーナー養成の専門学校卒業後、新潟県三条市の某ジムにて勤務。
老若男女問わず幅広いジャンルの方々に対して、パーソナルトレーニングやスタジオレッスンでの指導を経験。
パーソナルセッションを担当していく中で、短期的な成功よりも運動を継続する事によって、身体とマインド両方がより良い方向へ向かうアプローチを提供。
4年半勤務した後、the REFORMERの「姿勢の悩みや身体の不調を根本的に改善する」というコンセプトに魅力を感じ入社し現在に至る。
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毎日のケアで変わる!喘息緩和のための3つの習慣
目次
そして、喘息の症状例ですが
- 息切れや息苦しさ
- 夜間や早朝の咳
- 笛のような呼吸音(喘鳴)
症状は、個人差が大きく軽いものから重篤なものまで様々です。
喘息が悪化する原因3選
寒さによる気管支の収縮
冷たい空気が直接気管支を刺激すると、気道が収縮し炎症が起きやすくなります。冬の外出時に咳や息苦しさを感じる方も多いのではないでしょうか?これは寒冷刺激が気管支の筋肉を収縮させ、気道が狭くなるためです
引用元:Clinical and Translational Allergy
対策:マスクの着用と鼻呼吸の意識
- マスクを着用して呼吸時の空気を暖める。特に冬場の外出時は必須です
- 鼻呼吸を心がけることで空気を温め、湿らせてから気道に送り込みましょう
乾燥した空気が気道に負担をかける
冬は空気が乾燥しやすく、気管支や鼻腔の粘膜がダメージを受けます。粘膜が乾燥すると、アレルゲンや病原体が侵入しやすくなり、喘息発作を引き起こす原因になります
対策:湿度管理と水分補給
- 湿度管理:加湿器を使って部屋の湿度を50~60%に保つ
- 水分補給:こまめな水分摂取で粘膜の保湿を心がけましょう
アレルギー反応による悪化
ホコリやダニ、ペットの毛などのアレルゲンが喘息発作を誘発する場合もあります。特に冬場は室内で過ごす時間が増え、アレルゲンへの接触機会が多くなることも。
対策:リビングや寝室のこまめな掃除
- 部屋をこまめに掃除し、アレルゲンを減らす。特に布団やカーペットは重点的に清潔を保ちましょう
- 空気清浄機を使って、室内のアレルゲン濃度を下げる
喘息の予防と改善方法3選
食事で炎症を抑える
食事は喘息の改善に大きく影響します。
対策:3つの栄養素を意識的に摂る
- オメガ3脂肪酸(青魚やクルミ):気道の炎症を抑える効果があります
- ビタミンD(卵黄やサーモン):免疫機能を調整し、喘息の発症リスクを低減します
- 抗酸化物質(ほうれん草、ブロッコリー):気道の炎症を和らげます
良質な睡眠を確保する
睡眠不足は免疫力を低下させ、喘息を悪化させる原因となります。
対策:睡眠時間の確保と寝る前の環境作り
理想的な睡眠時間: 7~8時間
- 寝室の湿度を50~60%に保つ
- 寝る前にスマホやPCを使わない(ブルーライトを避ける)
私も今月喉の痛みや咳の影響で息苦しさがある日がありましたが、睡眠時間の確保と寝室の湿度を見直した結果、症状が和らいだ感覚がありました。
呼吸機能を高めるエクササイズ2選
運動不足は肋骨や横隔膜などの呼吸筋を弱らせ、喘息の症状を悪化させることがあります。
そういった場合は下記のピラティスエクササイズが有効ですが、鼻呼吸をしながら行うようにしましょう!
①アルマジロ呼吸
②スキャプラストレッチ
鼻呼吸で行うメリットですが
- 空気が優しく調整される:鼻から吸うことで冷たく乾燥した空気が直接気道に入るのを防ぎます。鼻は吸い込んだ空気を適度な温度と湿度に整える「空気清浄機」のような役割を果たしています。
- リラックス効果が期待できる:鼻呼吸は体を落ち着かせる神経(副交感神経)を活性化します。これによりストレスが軽減され、体が自然とリラックスした状態に近づきます。
- 酸素の取り込みが効率的に:口呼吸よりも鼻呼吸の方が酸素を効果的に取り込むことができます。
喘息や息苦しさで悩んでいる方はぜひ実践されてみてください!
まとめ
喘息や息苦しさに悩む方にとって、正しい知識と実践が症状改善のカギです。
食事や睡眠、運動、ストレス管理といった日常生活の見直しはもちろん、ピラティスエクササイズを取り入れることで呼吸機能を高め、快適な生活を手に入れることが可能です。
ザリフォーマーでは、喘息の改善をサポートするための個別プログラムをご用意しています。興味のある方は、ぜひトライアル体験レッスンにお越しください。
最後までお読みいただきありがとうございました!