ダイエットに必要な代謝
こんにちは、トレーナーの上村です。
本日は「ダイエットに必要な代謝」について解説していきたいと思います。
代謝とは
代謝と聞くと、何もせずに身体の消費エネルギーを作り出してくれるものと思っている方もいらっしゃると思いますが、代謝はそれだけではありません。
代謝とは大きく2つに分けられていて、ひとつは身体活動、ひとつは非運動性身体活動に分けられています。
(引用元:身体活動とエネルギー代謝)
以前、非運動性身体活動については解説していますので「ダイエット始めるならまずNEATを高めよう」ご参考してみてください。
本日は身体活動についてより詳しく解説していきます。
代謝を上げるの意味
代謝と一言で言っておりますが、代謝にも沢山の意味があります。
その中でもダイエットに必要なGLUT4について解説しますが、このGLUT4とはグルコーストランスポーターのことで運動をすることで身体が糖質を使うことを得意としていきます。
これを糖代謝が上がるや耐糖能の向上などといいますが、主に筋肉にGLUT4という糖をキャッチする組織があり、筋力トレーニングなどの運動を行うことで、そのGLUT4の数が増えると言われています。
もう少し詳しく解説しますと
血液中に糖が残ってしまうと、いわゆる糖尿病のような状態な訳ですが、それらの糖をGLUT4が筋肉に取り込むことで代謝を上げているといことになります。
参考資料:Regulated transport of the glucose transporter GLUT4
代謝を上げる方法
では実際に代謝を上げる方法(GLUT4)として、筋力トレーニングなど中〜強強度の運動を行うことが大切になっていきます。
またそれ同時にマグネシウム意識的に摂ることもおすすめです。マグネシウムは代謝機能を回すために必要な補酵素としての働きがありますので、不足することで代謝がうまく回りません。
まとめると
・筋トレなど中〜強強度の運動を習慣化し代謝をあげる(GLUT4)
・マグネシウムを意識的に摂る
参考になりましたでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事の執筆
パーソナルトレーナー養成の専門学校卒業後、都内のパーソナルスタジオ激戦区と言われる恵比寿にて某有名タレント経営のパーソナルスタジオに勤務。一般の方からご年配の方、モデルやアスリートといった、幅広いジャンルのパーソナルトレーニングを経験。
年間およそ1,200本以上のパーソナルセッションを担当していく中で、ダイエットやスタイル向上だけでなく、身体の機能的な動きにフォーカスし、見た目だけではない機能面を兼ねそなえた身体づくりに特化。また、それらに効果的なピラティスやマスターストレッチなど、多くのメソッドを取得。その後、約2年半、新潟市の某ジムより独立し現在に至る。