小学校〜高校まで野球に専念、投手をつとめ甲子園出場を目指し活躍。
その後、新潟医療福祉大学健康スポーツ学科入学、解剖学や生理学などの基礎から、スポーツ心理学・健康医科学などの実践的な内容まで、あらゆる脳や身体の仕組みについて学ぶ。しかし、運動一筋だった生活から一度離れ、様々な価値観や考え方に触れてみたいと思い、大学卒業後は税理士事務所に就職。
就職後、働きながら10kg以上のダイエットに成功し、運動だけでなく生活習慣や食事の重要性を実感。そのような中、代表トレーナーである上村に出会い、ピラティスの魅力に惹かれ、身体についてふたたび学びを深め始める。
そして、運動だけではなく、食事や生活習慣に包括的なアプローチを通してお客様をサポートできるthe REFORMERへの入社に至る。
ブログ
ピラティスで自律神経を整えよう
目次
こんにちは。
姿勢改善専門スタジオザリフォーマーです。
最近、こんな不調が頻繁に起こりませんか?
- よくイライラする
- すごく疲れやすい
- 頭痛などの身体の痛み
- 肩こりや首こり
- 仕事などでのケアレスミスが多発
その原因はもしかすると、自律神経が乱れているからかもしれません。
今回は、なぜ自律神経が乱れると、上記のような不調が起こるのか。
その原因を理解して、一緒にピラティスを通じて自律神経を整えていきましょう!
自律神経とは
自律神経とは、皆さんも一度は耳にしたことがある「交感神経」と「副交感神経」を支配している重要な神経です。
自律神経が適切に働くことで、緊張とリラックスのスイッチの切り替えをスムーズに行います。
逆に言えば、自律神経が適切に働かないと緊張状態からスイッチの切り替えができずに、
イライラや慢性的な疲労感、肩こりや腰痛などの不調や痛みにも繋がってしまうのです。
そのため、自律神経を適切に働かせるためにも身体を整えることが重要になります。
自律神経の乱れが体調不良にも繋がる
自律神経が乱れて常に交感神経優位や副交感神経優位の状態が続くと、身体の免疫力にも影響を及ぼします。
冒頭に記載した不調以外にもよく風邪を引くなど、体調を崩しやすくなった方も多いのではないでしょうか?
交感神経優位な状態が続くと
感染症に対しての抵抗力が向上します。
しかし、過剰な交感神経優位状態が長期化すると細菌がいないのに顆粒球※が増加し、
健康な人の体内に日常的に存在する微生物(細菌)まで殺して免疫力の低下し、
その結果、風邪などの体調不良に繋がります。
※顆粒球とは、細胞質内に多数の顆粒を含む多核白血球のこと
引用先
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsir1981/5/2/5_2_89/_article/-char/ja/
副交感神経優位な状態が続くと
ウイルスなどの微細な異物を対処する反応が速くなり、免疫力は上がります。
しかし、体内に侵入したごく僅かなウイルスにも過剰に反応するためアレルギーを起こしやすくなってしまいます。
自律神経を整えるならピラティスがおすすめ
自律神経を整える為には、前頭葉が適切に働くことで交感神経系を適切に抑制する必要がございます。
では、この前頭葉をたくさん刺激する為にはどうすれば良いのか?
シンプルに言いますと、運動をすることで前頭葉を刺激することができます!
前頭葉のはたらき
- 運動や行動の企画、
- 認知や思考、集中、判断、短期記憶など
- 感情のコントロール
- 反射の制御などの姿勢制御に関わる
これらが正常に機能していれば、前頭葉も正常に活動しているという一つの指標になりますね!
前頭葉が機能低下すると
- 集中力の低下、注意力が散漫になる
- 判断力の欠如短期的な記憶力の低下
- やる気やモチベーションの低下
- 感情の起伏が激しい、制御が出来ない落ち着きがない
- 目標設定や計画を立てるのが苦手
上記の症状に思い当たる節のある方は前頭葉の機能低下が考えられますので、身体を動かす必要があるかもしれませんね!
前頭葉の機能チェックテスト
前頭葉の機能チェックの方法としてTMT(Trail Making Test)というものがございます。
TMTテストでは、幅広い注意、ワーキングメモリ、空間的探索、処理速度、保続、衝動性などを総合的に測定することができます。
また、TMTテストには「TMT-A」と「TMT-B」の2種類があり、下に添付した方法は「TMT-A」というものです。
こちらの方法は、数字を1から25までの数字を何秒で辿ることができるかを測定します。
TMT-Aでは、年齢別に以下のような結果となりました。
男性の場合、60代:32.8秒、70代:53.7秒、80代:50.6秒
女性の場合、60代:42.4秒、70代:54.7秒、80代:64.1秒
以上のような結果となりました。
ネットで検索すると簡単にTMTテストの用紙を印刷できますので、何秒でクリアできるか是非チャレンジしてみてください!
引用先
https://www.jstage.jst.go.jp/article/geriatrics/45/6/45_6_647/_pdf/-char/ja
なぜピラティスが前頭葉を活性化できるのか
ピラティスには様々な動きのエクササイズがございます。
例えば、上下運動や前後運動、回旋運動、転がり運動など多種多様なエクササイズがあるため、
非日常的な動きを行うことで前頭葉にたくさんの刺激を与えることができます。
これにより前頭葉が活性化し、交感神経と副交感神経のスイッチの切り替えが適切に機能します。
その結果、自律神経が整い、心も身体も整えることができるのです。
まさに、ピラティスは一石二鳥の運動とも言えますね!
まとめ
自律神経の乱れは、イライラや慢性的な疲労感だけでなく、頭痛や肩こりなどの痛みの原因に原因に繋がる場合がございます。
さらには、免疫力低下に伴い風邪やアレルギー反応まで起こしやすくなってしまいます。
その為、前頭葉機能を正常化し、交感神経の過活動を抑制することで自律神経を整えていきましょう。
自律神経を整える1つの方法として、ピラティスを活用していくことをおすすめいたします。
なぜなら、ピラティスには上下運動や前後運動、回旋運動、転がり運動など多種多様なエクササイズがあるため、
非日常的な動きを行うことで前頭葉にたくさんの刺激を与えることができるからです。
長期間に渡って身体の不調がある方はぜひ一度、身体を動かしてみませんか?
気になる方は、ぜひ下記のリンクからトライアルレッスンにお越しください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。