パーソナルトレーナー養成の専門学校卒業後、新潟県三条市の某ジムにて勤務。
老若男女問わず幅広いジャンルの方々に対して、パーソナルトレーニングやスタジオレッスンでの指導を経験。
パーソナルセッションを担当していく中で、短期的な成功よりも運動を継続する事によって、身体とマインド両方がより良い方向へ向かうアプローチを提供。
4年半勤務した後、the REFORMERの「姿勢の悩みや身体の不調を根本的に改善する」というコンセプトに魅力を感じ入社し現在に至る。
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現代人が不足しやすいミネラル
こんにちは。
機能改善専門スタジオザリフォーマーです。
本日は「炭水化物」「タンパク質」「脂質」「ビタミン」と並んで五大栄養素の一つと言われている「ミネラル」について解説していきたいと思います。
ミネラルとは
私達の体は酸素、炭素、窒素、水素で95%構成されていますが、残りの5%がミネラルで構成されています。
たった5%と思うかもしれませんが、身体の調整には必要不可欠な栄養素なのです。
ミネラルを十分に摂取する事で臓器や細胞の老化を防いだり、歯や骨を健康な状態に保つ事が期待できます。
そんなミネラルですが、上記で触れた酸素、炭素、窒素、水素を除いた地球上にある114種類の元素から構成されていています。
しかし、114種類全てのミネラルを摂取しなければいけないのかと言うと、決してそうではありません。
私達が生きていく上で必須になるミネラルの数は主に13種類ですが、ミネラルは体内で合成されないので食事から摂取する必要があります。
13種類に関してはこちらのサイトをご覧ください↓
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-035.html
必須ミネラルの中でも特に現代人が不足しやすいものを紹介していきたいと思います。
特に不足しやすいミネラル
現代人が不足しやすいミネラルは「カリウム」「カルシウム」「鉄」「亜鉛」「マグネシウム」です。
カリウム
血圧を正常に保つ役割と塩分を排出する役割があるので、不足する事で高血圧のリスクが高くなる
海藻類、切り干し大根、ドライフルーツなどに多く含まれている
カルシウム
歯や骨を形成していて、カルシウムが不足する事で骨粗鬆症のリスクが高くなる
小魚やチーズなどの乳製品に多く含まれている
鉄
酸素を全身に運び役割があり、不足する事で頭痛、肌荒れ、めまいを起こしやすくなる
レバーをはじめとした肉類、魚類に多く含まれている
亜鉛
タンパク質の合成と骨の発育に関わっていて、不足する事で生理不順や味覚障害を起こしやすくなる
牡蠣やうなぎといった魚介類とナッツ類に多く含まれている
マグネシウム
カルシウムと共に骨を形成していて、不足すると心疾患や糖尿病のリスクが高くなる
ナッツ類、魚介類、野菜類、豆類に多く含まれている
これらのミネラルは特に不足しやすい栄養素なので、積極的に摂取するようにしましょう。
過剰摂取しやすいミネラル
そして、過剰摂取しやすいミネラルも併せて紹介したいと思います。
それは「ナトリウム」です。
ナトリウムは塩分が主に含まれていますが、日本人は塩分過多になりやすいと言われています。
昨年厚生労働省が出したデータでは日本人は1日平均10gほどの塩分を摂取しているとの結果が出ました。
これは1日の摂取量の目安である7gを大きく超えているので、味が濃い食べ物が好きな方は、たまに味を薄くしたり食塩を使いすぎないようにする事をオススメします。
いかがでしたか?
ミネラルは私たちが生きていく上でとても大切な栄養素になるので、今まであまり意識して摂取されていない方は積極的に摂取するようにしていきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。