パーソナルトレーナー養成の専門学校卒業後、新潟県三条市の某ジムにて勤務。
老若男女問わず幅広いジャンルの方々に対して、パーソナルトレーニングやスタジオレッスンでの指導を経験。
パーソナルセッションを担当していく中で、短期的な成功よりも運動を継続する事によって、身体とマインド両方がより良い方向へ向かうアプローチを提供。
4年半勤務した後、the REFORMERの「姿勢の悩みや身体の不調を根本的に改善する」というコンセプトに魅力を感じ入社し現在に至る。
ブログ
カフェインが身体に与える影響
こんにちは。
機能改善専門スタジオザリフォーマーです。
「仕事や勉強をする時はカフェインを摂取しないと集中できない」
「眠気を覚ます為にカフェインを摂取する」
「エナジードリンクを飲む頻度が多い」
こういった日常的なカフェインの過度な摂取は身体にも弊害を与えてしまう可能性があります。
本日はカフェインが身体に与える影響について解説したいと思います。
アドレナリンの分泌
カフェインを摂取すると脳内にある副腎という臓器からアドレナリンが分泌されます。
アドレナリンが分泌される事で血糖値や心拍数が上がり、一時的に元気になる「覚醒」状態になるのです💡
元気になる事は決して悪いというわけではありません。
しかし、ストレスレベルが高い方は例外です。
ストレスレベルが高いという事は
- 朝起きれない
- 日中眠くなり、集中力が続かない
- 寝ても疲れが取れない
- 常に身体がだるく、疲れやすい
- やる気が起きない
こういったストレスレベルが高い方はストレスに対抗するホルモンであるコルチゾールを常に出している事が考えられます。
そしてカフェインはコルチゾールの分泌の量を多くすると言われています。
つまり、常にコルチゾールが分泌した状態になる事で、カフェインの効果が効果が切れた後にストレスに対抗できなくなり、より不安感を感じるようになりやすいのです。
また、本来起床時間に近づくにつれてコルチゾールが分泌されて、私達はすっきり起きられるのですが、カフェインを日常的に摂取するなどでコルチゾールが分泌された状態が続くと、朝起きづらくなってしまう可能性が高くなります。
そういった観点から見ても、寝る前や18時以降にカフェインを摂取する事はあまりお勧めできません。
カフェインの摂取目安
カフェインの摂取量の目安は1日あたり400mgと言われていますが、ここで厚生労働省が発表したカフェインの含有量をご覧ください。
エナジードリンクを複数本飲む+コーヒーも飲むなんて方はあっという間に摂取量の基準を超えしまう可能性がありますね。
他にもチョコレートやコーラなどの炭酸を含んだジュースにも含まれているので、知らず知らずのうちにカフェインは摂取量が多くなりがちです。
カフェインについてまとめると、コーヒーなどの嗜好品は集中力向上やリラックス効果といった良い面もありますが、カフェインを摂取しないと元気が出ない、起きれない方は長期的に見ると摂取量を見直したほうが良いかもしれません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。