パーソナルトレーナー養成の専門学校卒業後、新潟県三条市の某ジムにて勤務。
老若男女問わず幅広いジャンルの方々に対して、パーソナルトレーニングやスタジオレッスンでの指導を経験。
パーソナルセッションを担当していく中で、短期的な成功よりも運動を継続する事によって、身体とマインド両方がより良い方向へ向かうアプローチを提供。
4年半勤務した後、the REFORMERの「姿勢の悩みや身体の不調を根本的に改善する」というコンセプトに魅力を感じ入社し現在に至る。
ブログ
マシンピラティスでふくらはぎを引き締める
こんにちは。
姿勢改善専門スタジオザリフォーマです。
新規様のカウンセリングや会員様からご要望をいただくことが多い「ふくらはぎの引き締めとむくみ改善」
結論からお伝えすると、今月からザリフォーマーでも導入した「ピラティスチェア」はふくらはぎの引き締めやむくみ改善における手段として有効です。
- マシンピラティスに興味がある方
- ふくらはぎを引き締めたい方
- 扁平足や外反母趾など、足部に問題がある方
これらの方にはお勧めの内容となっていますので、参考になれば幸いです。
ふくらはぎが張る原因
そもそもふくらはぎが張る原因は運動不足、デスクワークなど様々な問題が関係しますが足の関節位置が特に重要です。
足には踵の「踵骨」とその上にある「距骨」という2つの骨があり、こちらの骨で構成されている関節を距骨下関節と言います。
距骨下関節の役割ですが
- 足のアーチを保つ
- 歩く際の衝撃吸収
- 片足で立つなどのバランス力の維持に関わる
つまり距骨下関節の位置がずれてしまうと足のアーチが潰れてしまい、結果的に扁平足や外反母趾などの足トラブルを起こしやすいです。
私たちが普段歩く時は土踏まずが衝撃を吸収してくれることで動作を楽に行えます。
また、土踏まずをつくっているのが足指の筋肉ですが、土踏まずが機能していないアーチが潰れた状態が続くと
足指が動きづらくなる
↓
前に足を蹴り出す際に足を下に向ける筋肉(ふくらはぎ)を過剰に使う
↓
ふくらはぎの張りに繋がる
本来は足指と足首の動きが繋がる事で前に足を蹴り出すことができますが、足指の分を足首がカバーする状態になる事でふくらはぎが過剰に使われやすくなってしまいます。
ですので、踵の位置を正したり足のアーチを作る筋肉を活性化させることはふくらはぎの張りを緩和させる上で重要です。
ピラティスチェアが効果的な2つの理由
ピラティスチェアがふくらはぎの引き締めに効果的理由は3つあります。
- 足のアーチを引き上げる3つの筋肉を活性化
- 足や踵を置くペダルの位置を調整できる(踵の位置のズレを改善)
まず足のアーチを引き上げる為に必要な3つの筋肉を活性化する効果が期待できます。
足部内在筋、腓骨筋、後脛骨筋
これら3つの筋肉は足のアーチを保つ為に重要ですが、チェアを使うことで自然にこれらの筋肉を活性化させることができます。
特に膝下からそれぞれ交差するように付着している腓骨筋と後脛骨筋を活性化することで「クロスサポートメカニズム」という機能が足のアーチを引き上げてくれて足本来の動きや形を取り戻してくれます。
こちらのエクササイズは片足でペダルを動かしたり、軸足でバランスを取ることで上記3つの筋肉を活性化できるので、ふくらはぎの張りで悩んでいる方にはぜひ行っていただきたい動きです。
そして、チェアは足の状態や踵の位置に合わせてペダルの位置を調整できるのも特徴なので、扁平足や外反母趾の方も安心して使うことができます。
早速チェアを使われた会員様ですが
「レッスン前より足の裏全体が地面についている感覚がある」
「ふくらはぎが伸ばされて気持ちが良い」
「潰れていた土踏まずに隙間ができた気がする」
こういったお声をいただいて、多くの方に喜んでいただいております。
ふくらはぎをストレッチしても根本的には改善しない場合はチェアをはじめとしたピラティスツールを使うのも手段の一つとして有効かもしれません。
ふくらはぎの張りやむくみで悩んでいる方の解決に向かうきっかけになれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。