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姿勢保持に必要な呼吸

こんにちは。トレーナーの中山です。

体幹トレーニングなどでインナーマッスルというワードを聞いた事がある方も多いと思います。

一般的にインナーマッスルは身体の深層にある筋肉で、主な役割は姿勢と関節の安定です。

そして、インナーマッスルを働かせる為にはインナーユニットという筋肉の働きが大切になってきます。

インナーユニットとは

インナーユニットは内臓の保護姿勢を保持するために必要な筋肉で、上半身と下半身を繋ぐ役割があります。

しかし、運動不足や座る時間が長いとインナーユニットが機能しにくくなり、姿勢が保持できなくなる事で慢性的な身体の不調に繋がりやすくなってしまうのです。

インナーユニットは「横隔膜」「腹横筋」「多裂筋」「骨盤底筋」の4つの筋肉で構成されており、これらの筋肉がまとまって働く事が重要です。

それぞれの役割を解説をしていきますと

横隔膜

呼吸の9割を担っている

腹横筋

骨盤を安定させている

多裂筋

身体を反る動きや左右に倒す時に背骨を安定させている

骨盤底筋

骨盤の下で内臓を支えている

インナーユニットの働きを活性化させる為に重要なのが呼吸です。

先述したような運動不足や座る時間が長い状態が続くと、肋骨や背骨の位置が本来の位置からずれやすくなってしまいます。

ですので、インナーユニットの動きを意識しながら呼吸を行う事は正しい姿勢を保持する上でも重要です。

呼吸によって背骨や肋骨の位置が整い、姿勢保持のみだけでなく、身体の不調改善にも効果が期待できます。

 

 

呼吸運動

呼吸運動の際に必要な事は肋骨と横隔膜が動きやすい状態で行う事です。

四つ手の状態で行う事により、お腹周りだけでなく背中の血流の流れも良くなります

そこでオススメしたいのが、アルマジロ呼吸というエクササイズです。

アルマジロ呼吸

腹部と背中の動きを感じながら行う事で、インナーユニットが活性化します。

呼吸をゆっくり行う事で自律神経のバランスが整い、睡眠の質向上が期待できるので、眠る前などに是非取り入れてみてください。

いかがでしたか?

普段座っている時間が長い、姿勢が悪いのが気になる、よく眠れない方は、呼吸によるインナーユニットの活性化で身体が現在よりも良い方向へ向かうかもしれません。

そういった方々の不調が改善されるきっかけになれば、幸いです。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


この記事の執筆

中山 佑(なかやま ゆう)

パーソナルトレーナー養成の専門学校卒業後、新潟県三条市の某ジムにて勤務。
老若男女問わず幅広いジャンルの方々に対して、パーソナルトレーニングやスタジオレッスンでの指導を経験。
パーソナルセッションを担当していく中で、短期的な成功よりも運動を継続する事によって、身体とマインド両方がより良い方向へ向かうアプローチを提供。

4年半勤務した後、the REFORMERの「姿勢の悩みや身体の不調を根本的に改善する」というコンセプトに魅力を感じ入社し現在に至る。

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