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極端な糖質制限は不調の原因に

こんにちは。

機能改善専門スタジオザリフォーマーです。

徐々に気温が高い日が増えてくる時期、体作りを本格化する方もいるのではないかと思います。

体作りする上では外せない栄養療法ですが、過度な食事制限はかえって体に悪影響も及ぼす可能性があります。

以前当ブログでも糖質制限について解説しましたが、長期的に行う場合はあまりお勧めできません。

本日は糖質制限について厚生労働省研究のデータと併せて、長期的に行うべきでない理由を解説したいと思います。

糖質は少なくても多すぎてもダメ

 

そもそも糖質とは食物繊維ではない炭水化物の事を指しています。

そして、まず前提としてお伝えしておきたいのが糖質(炭水化物)の摂取量は少なくても多くても良くないです。

厚生労働省が出している食事摂取基準を参考にすると、総摂取カロリーにおける3大栄養素の割合は下記の数値で推奨されています。

  • 炭水化物:50〜65%。
  • タンパク質:13〜20%
  • 脂質:20〜30%

この数値が適切かどうかを図る指標の一つに興味深い研究結果がありました。

2018年にアメリカで発表された研究データによると、炭水化物の摂取は総摂取カロリーの50〜55%で最も死亡率が低く40%以下と60%以上で死亡率が高くなる結果が出ました。

研究結果のデータ

厚生労働省が推奨している炭水化物の摂取基準量と近い事から、50%前後が適切な摂取量なのかもしれませんね。

また、糖質制限において肉類や高脂肪食の摂取が増える事で糖尿病心筋梗塞のリスクが高くなった事から、極端に糖質の摂取量を減らすのもリスキーだと感じます。

糖質制限を長期的に行うべきでない理由

長期的に糖質制限を行うべきか否かについて、参考になるデータがありました。

糖質制限ダイエットについてのデータ

データによると6ヶ月目までは一定の成功が見られましたが、6ヶ月以降は続かない人が増えたと言われています。

理由としては栄養バランスが乱れたことによる便秘、血糖値のコントロールができない事による頭痛が原因と報告されています。

私自身も一度糖質制限を試しましたが、体に合わず体調を崩してしまいました。

また、カウンセリングで糖質制限をした事がある方に話を聞くと「頭が回らない」「お腹がすいてイライラする」などの弊害を受けたとのことでした。

こういった事を加味しても長期的に糖質制限を行う事はあまりお勧めはできません。

しかし、短期的には一定の効果が期待できるので、目的に応じて活用してもいいのではないかと個人的には思います。

体作りやダイエットなどの一環で糖質制限をしている、これから行う予定の方の参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


この記事の執筆

中山 佑(なかやま ゆう)

パーソナルトレーナー養成の専門学校卒業後、新潟県三条市の某ジムにて勤務。
老若男女問わず幅広いジャンルの方々に対して、パーソナルトレーニングやスタジオレッスンでの指導を経験。
パーソナルセッションを担当していく中で、短期的な成功よりも運動を継続する事によって、身体とマインド両方がより良い方向へ向かうアプローチを提供。

4年半勤務した後、the REFORMERの「姿勢の悩みや身体の不調を根本的に改善する」というコンセプトに魅力を感じ入社し現在に至る。

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