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糖質制限をしない方がいい人は◯◯

こんにちは。

機能改善専門スタジオザリフォーマーです。

数年前、某パーソナルジムのキャッチーなCMでも話題になった糖質制限ダイエット

今では多くの人が認知していて、ダイエットをするときに導入した事がある方も多い印象です。

そんな糖質制限についてですが、お勧めできない場合もあります。

本日は糖質の役割と糖質制限を控えるべき人の特徴を解説したいと思います。

糖質の役割

 

そもそも、炭水化物から食物繊維を除いたものが糖質ですが

糖質は生きていく上で欠かせないエネルギー源で三大栄養素の一つです。

食事から摂取した糖質はブドウ糖に分解された後、血液に入ってエネルギー源になります。

血液に入ったブドウ糖は血糖値になりますが、血糖値を適切に保つインスリンというホルモンも欠かせません。

インスリンが身体のあらゆる場所にエネルギーを運ぶ事で、血糖値を適切に保つ事ができます。

また、この時余った糖質は肝臓に貯金のような形で蓄えられます。

そして、血糖値の上昇、下降の幅が大きいと身体にも弊害が及んでしまいます。

インスリンが適切に機能しないと

  • 高血糖の状態が続く糖尿病
  • 低血糖による体調不良
  • 睡眠の質低下/日中の眠気

疾患や不調の元となる血糖値の不安定を予防する上でも、糖質は重要な役割をしています。

糖質制限を控えるべき人

糖質制限を控えた方がいい人の特徴は主に3つあります。

副腎疲労の人

肝機能に問題がある人

偏食の人

まず副腎疲労の人には糖質制限を控えた方が良いでしょう。

そもそも糖質制限をする場合は糖質以外の物からエネルギーを作り出さなければいけません。

タンパク質、脂質が糖質の代わりにエネルギー源になる事を糖新生といいますが、糖新生を行う為には副腎が出すホルモンが重要です。

しかし、副腎疲労によって副腎に負担がかかるとホルモンが分泌できない為、糖新生を行うのが難しいです。

次に肝機能に問題がある人について

肝臓に蓄えられている糖質はいざという時に必要ですが、肝機能に問題があるとこの糖質を使うのは難しいです。

また、肝機能に問題があるとそもそも肝臓に蓄えられる糖質の量も少ないのでお勧めできません。

最後に偏食の人について

先述した糖新生を行う際は糖質の代わりにあらゆる栄養素が必要です。

しかし、加工食品肉のみの摂取などの偏食はタンパク質や脂質の代謝を阻害してしまいます。

これらの特徴が見られる人が糖質制限をしてしまうと

過食によるリバウンドだけでなく、体調不良を引き起こす可能性が高いです。

今まで糖質制限をして成功しない場合は

  • 欠食せずに主食、主菜、副菜を摂取
  • 運動習慣の定着(週1〜2回)
  • 睡眠を適切にとる(6時間以上)

できる事から実践すると理想の身体に近づけるかもしれません。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


この記事の執筆

中山 佑(なかやま ゆう)

パーソナルトレーナー養成の専門学校卒業後、新潟県三条市の某ジムにて勤務。
老若男女問わず幅広いジャンルの方々に対して、パーソナルトレーニングやスタジオレッスンでの指導を経験。
パーソナルセッションを担当していく中で、短期的な成功よりも運動を継続する事によって、身体とマインド両方がより良い方向へ向かうアプローチを提供。

4年半勤務した後、the REFORMERの「姿勢の悩みや身体の不調を根本的に改善する」というコンセプトに魅力を感じ入社し現在に至る。

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