パーソナルトレーナー養成の専門学校卒業後、新潟県三条市の某ジムにて勤務。
老若男女問わず幅広いジャンルの方々に対して、パーソナルトレーニングやスタジオレッスンでの指導を経験。
パーソナルセッションを担当していく中で、短期的な成功よりも運動を継続する事によって、身体とマインド両方がより良い方向へ向かうアプローチを提供。
4年半勤務した後、the REFORMERの「姿勢の悩みや身体の不調を根本的に改善する」というコンセプトに魅力を感じ入社し現在に至る。
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冷え性改善の為に知っておきたいこと
こんにちは。
姿勢改善専門スタジオザリフォーマーです。
本日は冷え性に関するテーマになりますが、暖かくなってきたし関係ないんじゃない?と思う方もいらっしゃるかと思います。
しかし、中には一年中気温関係なく冷えを感じている方は新規の方のカウンセリングなどを通しても非常に多いなと私自身日々感じている部分であります。
そして、なぜ冷え性が起こるかというと
筋肉量が少ない、運動や栄養不足によって十分に体内で熱を作れない
身体が緊張モードから抜け出せない事で血流の流れが悪くなる
病気を除くとこれらが原因として考えられますが、冷え性を改善する為に必要な事を解説します。
冷え性と自律神経の関係
私達の身体をコントロールしている一つの神経として「自律神経」が挙げられます。
この自律神経は内臓や体温を調節する役割として24時間体制で体の状態を監視しているので、自律神経が正常に働いているかどうかは非常に大切なポイントです。
そして、この自律神経が機能する上で大切なのが「交感神経」と「副交感神経」で、この2つがそれぞれ働く事で成り立っています。
簡単に説明しますと
交感神経:昼間や活動的になる際に優位になる神経
副交感神経:リラックスしている際に優位になる神経
これら2つのスイッチが適切に切り替わる事で、身体は正常に機能します。
しかし、過度なストレスや座位時間が多くなるなどで活動量が減少すると、交感神経優位の状態が続き血管が収縮する事で末端へ血流がいかなくなって結果的に冷え性を引き起こしてしまうかもしれません。
交感神経優位(緊張モード)にする生活習慣は様々ありますが、上記の習慣に加えてスマホの使用時間が長くなったり口呼吸によっても身体は緊張モードになりやすくなってしまいます。
よって冷え性は自律神経と深い関係を持っている事が考えられます。
冷え性改善のポイント
過度な緊張状態の方が冷え性を改善するために必要な事を運動・栄養・睡眠、ストレスマネジメントの4つの観点から説明すると
- 運動→週に1〜2回軽いストレッチやウォーキングを行う
- 栄養→消化が良い食べ物である「まごわやさしい」を摂取する
- 睡眠→スマホを寝室に持ち込まない
- ストレスマネジメント→鼻呼吸や1日2〜3分瞑想を取り入れる(呼吸の正常化)
この中でも特に試していただきたいのが鼻呼吸です。
仰臥位で寝た状態でリラックスしながら目を閉じて鼻呼吸を繰り返してみてください。
何度か繰り返すと手足がぽかぽかしてくる感覚が出てくれば、血液の巡りが良くなっている1つのサインかと思います。
現代人はストレスを受けやすい環境下で日々身体に負担にかかっている可能性がありますので、呼吸と共にできることから始めてみましょう。
現在冷え性で悩まれている方の冷え性改善のきっかけになれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。