パーソナルトレーナー養成の専門学校卒業後、新潟県三条市の某ジムにて勤務。
老若男女問わず幅広いジャンルの方々に対して、パーソナルトレーニングやスタジオレッスンでの指導を経験。
パーソナルセッションを担当していく中で、短期的な成功よりも運動を継続する事によって、身体とマインド両方がより良い方向へ向かうアプローチを提供。
4年半勤務した後、the REFORMERの「姿勢の悩みや身体の不調を根本的に改善する」というコンセプトに魅力を感じ入社し現在に至る。
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ピラティスは眠りの質を上げるのに効果的
こんにちは。
姿勢改善専門スタジオザリフォーマーです。
季節の変わり目で暑い日や涼しい日が続いて、体調を崩す人も少なくないかと思います。
同時に睡眠の質が下がりやすいのもこの時期に多く見られる不調の一つです。
- 寝つきに30分以上時間がかかる
- 朝スッキリ起きられない
- 夜中に目が覚める
これらの問題を抱えている場合、睡眠の質が下がっている可能性が高いです。
睡眠の質が下がって寝不足になると集中力や記憶力が低下する事で仕事や生活に支障をきたす可能性があります。
そこで、本日は睡眠の質を上げるために必要な生活習慣とお勧めのピラティスのエクササイズを解説しますので、睡眠の問題で悩みを抱えている方はぜひご参考にしてみてください。
睡眠の質を上げるために必要な生活習慣
睡眠の質を上げるために必要な生活習慣は2つです。
- 朝起きたら日を浴びる
- 眠るために必要な栄養素を摂取する
まずは朝起きたら日を浴びる事ですが、日を浴びると体内時計が正常に機能して眠りを誘うホルモンである「メラトニン」が夜に分泌されやすくなります。
メラトニンは主に抗酸化作用やダメージを受けた肌や組織を修復する働きをするホルモンで、良質な睡眠を取る為に欠かすことができません。
そして、メラトニンは起床後14〜16時間後に分泌して、夜になるつれて分泌量が増えて自然な眠気がやってきます。
ですので、眠る時間が22時だとしたら6〜8時までには起きて日を浴びるようにしましょう。
次に眠るために必要な栄養素の摂取が必要ですが、メラトニンの分泌には2つの栄養素が特に関わっています。
- タンパク質
- マグネシウム
タンパク質に含まれる「トリプトファン」というアミノ酸はメラトニンの原料となる栄養素です。
この栄養素は人体では作る事ができず食事から摂取する必要があるので、タンパク質が多く含まれいている食品は欠食しないようにしましょう。
肉類、魚類、卵、大豆製品
糖質中心の食事や1日2食などの場合は特に不足しやすいので、手のひら1枚分を目安に毎食摂取するのがお勧めです。
そして、メラトニンを作る過程で必要なのがミネラルの一種であるマグネシウムです。
マグネシウムはタンパク質を合成する事に加えて心の安定や緊張を和らげるホルモンである「セロトニン」の分泌を促進する役割があります。
セロトニンが分泌される事で不安感やストレスが緩和して結果的に睡眠の質が上がる事が期待できます。
干しエビ、海藻、ほうれん草、にがり
上記の食品にマグネシウムは多く含まれていますが、肌から摂取できるのも特徴なのでマグネシウム入りのバスソルトやボディクリームを活用するのもお勧めです。
また、マグネシウムは筋肉を緩める作用があるので、肩凝りや腰痛などで寝れない方は特に摂取するようにしましょう。
睡眠の質を上げるピラティスエクササイズ
生活習慣の改善と共に、ぐっすり眠れるようにする為のピラティスエクササイズを紹介します。
紹介するエクササイズを行う事で、脳がコントロールしている自律神経系が副交感神経優位(リラックスモード)の状態にする事が期待できます。
その上で、オススメのエクササイズはこちらになります。
4スタンスストレッチ
こちらは背中の筋肉を伸ばすストレッチですが、背中の筋肉が硬くなると肋骨や背骨が本来あるべき位置がずれてしまう事で猫背をはじめとした不良姿勢を作りやすくなってしまいます。
そして、不良姿勢が続くと自律神経系が交感神経優位(緊張&興奮モード)になり、リラックスできないことで睡眠の質も低下する可能性があります。
ですので、眠る前に背中のストレッチはぜひ行ってみてください。
生活習慣を改善しながら眠る前にピラティスのエクササイズを行う事で、睡眠の質が上げられるかもしれません。
睡眠の問題で悩みを抱えている方の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。