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体が柔らかすぎると猫背になりやすい理由

こんにちは。

機能改善専門スタジオザリフォーマーです。

ザリフォーマーの体験トライアルでは様々な角度から体の状態を見させていただいてます。

その中で体の柔らかさを見るテストがあるのですが、体が柔らかすぎるのは良いことばかりではありません。

例を挙げると

  • 前屈が手の平までべったりつく
  • 180度開脚ができる

上記の状態は一般的には体が柔らかくて目指す方も少なくないと思いますが、猫背と深い関係があります。

併せて読みたい↓

体は柔らかいのに姿勢が悪いと感じる、周りから姿勢の悪さを指摘される方は是非参考にしてみてください。

猫背になりやすい理由

体が柔らかすぎることを関節弛緩性と言います。

そもそも関節は骨と骨のつなぎ目で靭帯によって動きを制限されています。

しかし体が柔らかすぎると靭帯は緩みやすくなり、結果的に関節の安定性を低下させやすくなると言われています。

先天的なものもありますが、柔軟性が問われるバレエや新体操などの競技をしていたり脱臼や捻挫を繰り返していた場合は靭帯が緩みやすい傾向にあります。

姿勢を支えるのは筋肉や脳のセンサーが関わっている事は以前の投稿で解説したかと思います。

上記の2つ以外に靭帯も姿勢に深く関わっており、靭帯が機能しない事は姿勢不良を起こしやすくなります。

姿勢不良を起こす事で結果的に猫背になりやすいので、まず初めに関節の状態をチェックしておく事は重要です。

関節弛緩性が悪者というわけではありませんが、対策していくことが重要です。

関節弛緩性チェックテスト

それでは実際の関節弛緩性のテストを紹介いたします。

引用元:関節弛緩性テスト(東大式)

関節弛緩性テストは全部で7種目あり、それぞれの関節の緩さを確認しています。

1種目1点、左右で測る場合はそれぞれ0.5点ずつとします。

合計7点満点として、4点以上だと関節弛緩性が見られる陽性という結果になります。

是非皆さんも行ってご自身の関節の状態を確かめてみてください。

ピラティスがお勧めな理由

関節弛緩性が見られる場合はピラティスがお勧めです。

なぜならピラティスは先述した筋肉と脳・関節のセンサーを活性化させるのに効果的だからです。

ピラティスマシンを使ったり、自分自身で体の正しい使い方を覚える事で関節が安定して姿勢不良を起こしにくくします。

特にマシンピラティスは肩や股関節を回す動きがありますが、この動きは関節のセンサー活性化にかなり効果的なので関節弛緩性が見られる方にはぴったりです。

ザリフォーマーではマシンピラティスをはじめとした様々なツールをご用意していますので、ご興味のある方は是非一度体験トライアルにお越しになってみてください。

体が柔らかいのは良い事ですが、柔らかすぎるのは姿勢やボディラインに影響を与える可能性があるので対策していく事が重要です。

体は柔らかいのに姿勢が悪いと感じる、周りから姿勢の悪さを指摘される方の改善のきっかけになれば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


この記事の執筆

中山 佑(なかやま ゆう)

パーソナルトレーナー養成の専門学校卒業後、新潟県三条市の某ジムにて勤務。
老若男女問わず幅広いジャンルの方々に対して、パーソナルトレーニングやスタジオレッスンでの指導を経験。
パーソナルセッションを担当していく中で、短期的な成功よりも運動を継続する事によって、身体とマインド両方がより良い方向へ向かうアプローチを提供。

4年半勤務した後、the REFORMERの「姿勢の悩みや身体の不調を根本的に改善する」というコンセプトに魅力を感じ入社し現在に至る。

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