パーソナルトレーナー養成の専門学校卒業後、新潟県三条市の某ジムにて勤務。
老若男女問わず幅広いジャンルの方々に対して、パーソナルトレーニングやスタジオレッスンでの指導を経験。
パーソナルセッションを担当していく中で、短期的な成功よりも運動を継続する事によって、身体とマインド両方がより良い方向へ向かうアプローチを提供。
4年半勤務した後、the REFORMERの「姿勢の悩みや身体の不調を根本的に改善する」というコンセプトに魅力を感じ入社し現在に至る。
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長時間のデスクワークを楽にする3つの方法
こんにちは。
姿勢改善専門スタジオザリフォーマーです。
長時間の座位活動が引き起こすリスクは近年日本でも注目されていますが、座位時間が長いほど疾患にかかるリスクは高いと言われています。
そもそも世界的に見れば2000年以降に座り過ぎのリスクについて研究などが進み、2010年には世界保健機関(WHO)が運動のガイドラインについて発表しています。
本日は座位活動が多くなるデメリットや座り過ぎを防ぐ為に必要な事を解説いたします。
座りすぎは病気や死亡リスクが上昇
近年は技術の発展が進み、座った状態で仕事や余暇活動ができる事が増えてきました。
代表例としてはスマホ、PC、テレワーク、サブスクでの映画鑑賞などありますが、便利な反面でじっとしている時間は自然に増えやすい現状です。
仕事でも座って家でもじっとしている時間が多いと先述した身体活動ラインの目安には到底届きません。
また、座位活動に関しては2010年代から急速に研究が進み、オーストラリアで行われた研究では座位時間が長いほど死亡リスクが高い結果が出ました。
引用元:厚生労働省
特に8時間以上座っている人は意図的に運動時間を増やす必要がありますが、人によっては時間を設けられない場合もあるかと思います。
そこで行いたいのが座る時間を意図的に減らす事です。
3つのルーティンを取り入れよう
座るのは決して悪い事ではなく、座りっぱなしが続くのが良くない状態です。
そこで、座位活動が多い人に3つの方法を紹介します。
- 20分に1回立ち上がる
- 6m先を見る
- 機能性クッションを活用
まず20分に1回立ち上がれたら立ち上がるようにしましょう。
トイレに行く、コーヒーを入れる、シュレッダーで不要な資料を処分するなど、何でも構いませんので意図的に立ち上がる時間を作るのがお勧めです。
余裕があれば肩を回したり屈伸するなどの運動を取り入れる事で、肩凝りや足の張り緩和に効果的かもしれません。
次に6m先を見ることもお勧めです。
近くのものを見る時間が続くと体を緊張させるスイッチが活発になってしまいます。
近くのものを見る事が決して悪い事ではありませんが、何事もバランスが大事です。
6m先あるいは窓で遠くを見る事で目の緊張を緩和させる事で作業効率や集中力の持続が期待できるかもしれません。
最後に機能性クッションの活用についてです。
長時間座った状態が続くとお尻や腰に圧がかかり、痛みや張りの原因になってしまいます。
そこで、圧力を分散する機能性クッションを置いて作業する事は一つの手段として有効です。
これらの行動をデスクワーク時のルーティンに組み込む事で座位時間が減ると思うので、できる事からトライしてみましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。