パーソナルトレーナー養成の専門学校卒業後、新潟県三条市の某ジムにて勤務。
老若男女問わず幅広いジャンルの方々に対して、パーソナルトレーニングやスタジオレッスンでの指導を経験。
パーソナルセッションを担当していく中で、短期的な成功よりも運動を継続する事によって、身体とマインド両方がより良い方向へ向かうアプローチを提供。
4年半勤務した後、the REFORMERの「姿勢の悩みや身体の不調を根本的に改善する」というコンセプトに魅力を感じ入社し現在に至る。
ブログ
デスクワーカーにピラティスがお勧めな理由
こんにちは。
姿勢改善専門スタジオザリフォーマーです。
世界で一番座位活動が多いと言われている日本
テレワークが主流になった企業が増えた影響で活動量が極端に減ったという方も多いのではないでしょうか?
長時間座った状態が続くと健康状態にも弊害が出るのは多くの研究で報告されています。
そこで本日はデスクワーカーに起こりやすい不調とお勧めなストレッチを解説したいと思います。
- 1日7時間以上座っている
- 1日の歩数が5000歩以下
上記に該当しているデスクワーカーの方は是非参考にしてみてください。
デスクワークで不調が起きる3つの原因
まずデスクワークで起こりやすい代表的な不調は腰痛、首こり、目の疲れなどが挙げられます。
なぜこれらの症状が起こるかというと、下記の3つの原因が考えられます。
①筋肉や関節を動かさない事で身体が迷子状態になる
→筋肉や関節を動かす時間が少なくなり姿勢を作る情報が脳に届かない事で、猫背などの姿勢不良になりやすい
②呼吸が浅くなりやすい
→デジタルデバイスの使用頻度が増えると本来の呼吸筋である肋骨や横隔膜が動きづらくなり、痛みやこりの原因になる
③頭部を安定させる感覚の機能低下
→画面を見続ける時間が増える事で頭部を安定させる前庭覚や視覚機能が低下する
前庭覚などの感覚については後述で詳しく解説しますが、上記の原因を改善するためには自分自身で体を動かすピラティスがお勧めです。
ピラティスで改善できる理由
ピラティスは様々な効果が期待できますが、特に下記の3つの効果が期待できます。
- 股関節のセンサーを活性化
- 呼吸の正常化
- 頭や目を様々な方向に動かす
まずはピラティスにはセンサーと呼ばれる身体の状態を脳に伝える感覚器を刺激することができます。
特に先述した腰痛は股関節と関係が深いのですが、座った姿勢が続くと股関節のセンサーが鈍り動きが硬くなります。
そして、適切に情報を伝えることができない事で身体が迷子のような状態になります。
センサーを活性化するためには股関節を様々な方向に動かすのが大切なのですが、その上でピラティスは様々な体勢で股関節を曲げたり伸ばす事でセンサーを活性化できるのでお勧めです。
次に呼吸の正常化についてですが、画面を見る際に頭が前に出た姿勢が続くと呼吸にもエラーを出す恐れがあります。
頭が前に出た状態が続くと呼吸に関わる肋骨が外に開いて本来の位置からズレることで、呼吸が浅くなりやすいです。
ピラティスでは肋骨の位置を戻したり、呼吸に関わる肋骨や横隔膜が機能するように行うエクササイズが多くあるので呼吸のエラーで起こりやすい肩や首こりで悩んでいる方にお勧めです。
最後に頭や目を様々な方向に動かすことは大切です。
一般的に言われている良い姿勢作りには頭や首の位置をコントロールしている前庭覚という耳の中にある感覚が深く関わっています。
前庭覚は主に頭を上下左右に動かす際に関わりますが、座る時間が長くなると機能しにくくなり頭部の位置を認知するのが難しくなります。
ですので、ピラティスで頭が動く様々なエクササイズを行う事でスッと伸びた姿勢になり緊張が出にくくなる効果が期待できます。
また、頭部と連動して動く目を一緒に動かす事で視覚機能の向上も期待できるので、後述するエクササイズを是非行ってみてください。
デスクワーカーのためのストレッチ3選
デスクワーカーの方にお勧めなストレッチを3つ紹介したいと思います。
①股関節の動きを柔らかくする
②呼吸の正常化
③目の動きを活性化させる
これらを行う事でデスクワークにおける不調を改善・予防する効果が期待できます。
1日7時間以上座っていたり歩数が5000歩以下の方はぜひこれらのピラティスエクササイズを行うようにしてみてください。
ピラティスに興味がある方は体験トライアルレッスンも随時行っていますので是非一度お問い合わせくださいませ。