パーソナルトレーナー養成の専門学校卒業後、新潟県三条市の某ジムにて勤務。
老若男女問わず幅広いジャンルの方々に対して、パーソナルトレーニングやスタジオレッスンでの指導を経験。
パーソナルセッションを担当していく中で、短期的な成功よりも運動を継続する事によって、身体とマインド両方がより良い方向へ向かうアプローチを提供。
4年半勤務した後、the REFORMERの「姿勢の悩みや身体の不調を根本的に改善する」というコンセプトに魅力を感じ入社し現在に至る。
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現代人が知っておきたいタンパク質のこと
こんにちは。
姿勢改善専門スタジオザリフォーマーです。
筋肉をつけたくてトレーニングを始めた方は栄養素の中でタンパク質の摂取を意識される方も多いと思います。
実際に私の周りでもプロテインや肉類などの高タンパクな食品を摂取している方は多いです。
決して間違いではありませんが、タンパク質を摂取した分だけ筋肉に合成されるかと言うと必ずしもそうではありません。
本日はタンパク質が消化吸収される為に必要なことを解説致します。
タンパク質とは
こちらの画像は食品に含まれる主な成分の違いによって7つのカテゴリーに分けている食品のカテゴリーマップです。
その中でもタンパク質はカテゴリー2の主菜に当てはまり、肉類や魚類、大豆製品が該当します。
私たちが普段摂取しているご飯のおかずなどに当てはまる食品が多くありますね。
そして、カテゴリー2はA~Eに分けられていますが脂質量の多さで分けられています。
脂質が一番少ないのがAでB、Cと進むにつれて脂質量が増えてEが一番脂質が含まれている食品です。
摂取するはカテゴリーの2のA~Eの食品をバランス良く摂取して栄養バランスが偏らないようにすると良いでしょう。
そして、タンパク質の働きについてですが、私たちが生きていく上で必要な骨や筋肉を作る働きに加えて
- 肌や髪、爪の成分になる
- 体内のホルモンや免疫物質を作る
- 消化吸収に必要な酵素を作る
特に胃や腸にタンパク質が消化吸収される為には腸内環境の状態はとても重要です。
腸内環境が良くないのにいくらタンパク質を摂取しても筋肉に合成される割合が低くなってしまいます。
肉類に偏ったり副菜を摂取しないなどの偏食の方は注意しましょう。
またタンパク質の摂取不足は貧血や身体の浮腫みなどにも繋がるので毎食摂取するように心がける事が大切です。
消化吸収する為に必要なこと
タンパク質が消化吸収する為には腸内環境の状態に加えて身体をリラックスモード(副交感神経優位)にする事が必要です。
リラックスモードにすることで消化する場所である腸や胃酸が分泌されます。
その為には何が必要か
それは食事に集中することです。
当たり前のことといえば当たり前のように聞こえますが、仕事をしながら食べたりストレス状態が強い中での食事は身体をリラックスモードにするのが難しくなってしまいます。
また、添加物が豊富に使われているコンビニ食などの加工食品の摂取頻度が増えることも身体の炎症化を進めてしまうので、摂取頻度が多い方は食事面を見直すことも大切です。
こういった栄養素の偏りやリラックスできない中での食事は、かえって身体が緊張して適切に消化されないことで結果的に栄養素の不足などにも繋がるかもしれません。
ですので、食事の時間を設けたり、好きな人や友人と食事に行ってリフレッシュする事が必要です。
このように適切にタンパク質を消化する為には胃や腸の関わりは切っても切れない関係なので、タンパク質を日頃から意識的に摂取している方は参考にしてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。