パーソナルトレーナー養成の専門学校卒業後、東京・恵比寿のパーソナルスタジオに勤務。一般の方からご年配の方、モデルやアスリートまで、年間およそ1,200本以上のパーソナルセッションを担当。
ダイエットやスタイル向上だけでなく、身体の機能的な動きにフォーカスした身体づくりに特化し、ピラティスやマスターストレッチなど多くのメソッドを習得。新潟市のジム勤務を経て独立し、the REFORMERを開業。
2023-2024 デフ(聴覚障害)日本代表スノーボードフリースタイルチーム専属トレーナー。
資格:ピラティスリフォーマー・タワー・チェア(Motor Learning)、マットピラティス(Body Element System)、健康運動実践指導者、栄養コンシェルジュ二つ星、日本コアコンディショニング協会ベーシックインストラクター ほか
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【新潟市】呼吸が浅い原因は姿勢かも|猫背と肺活量の関係を研究データで解説
こんにちは。
姿勢改善専門スタジオ the REFORMERです。
「呼吸が浅い気がする」
「深く息が吸えない」
——そんな悩みには、姿勢が関係していることがあります。研究データをもとに、呼吸と姿勢の関係をまとめました。

猫背で座ると、肺活量が下がる
70人を対象に、座り方による呼吸の違いを調べた研究では、背中を丸めて座る(猫背)と、普通に座ったときに比べて肺活量や息を吐く勢いが低下しました。立った姿勢では、どの座り方よりも良い値でした[1]。
長時間のデスクワークで背中が丸まっていると、知らないうちに呼吸が浅くなっているかもしれません。
呼吸に関わる「インナーユニット」
呼吸の中心となる横隔膜は、お腹の奥の腹横筋、背骨を支える多裂筋、骨盤の底の骨盤底筋とともに、体幹を内側から支える筋肉のグループ(インナーユニット)をつくっています。ピラティスでは、呼吸に合わせてこれらの筋肉を意識しながら動きます。
ゆっくりした呼吸でリラックス
呼吸を1分間に10回未満までゆっくりにする方法を調べた研究のまとめでは、リラックスに関わる副交感神経の働きが高まり、不安感などがやわらぐことが報告されています[2]。
反り腰・猫背と呼吸のエクササイズ

息を吸うときの主役である横隔膜は、肋骨の内側にドーム状に広がる筋肉で、縮んで下がることで肺に空気を取り込みます。
トレーナーの現場の見解(研究で直接確かめられたものではありません)
反り腰の方は、お腹が前に出て肋骨が前に開いた(せり上がった)姿勢になっていることが多く、横隔膜が十分に働きにくい印象があります。その分、首や肩の筋肉(胸鎖乳突筋や僧帽筋など)で呼吸を補おうとして、肩こりや首こりにつながっている方も少なくありません。
ザリフォーマーでは、「骨盤 → お腹(肋骨) → 頭」の順番で位置を整え、肋骨や背骨がしなやかに動くようにすることで、呼吸のしやすさにつなげています。
①90°/90°ヒップリフト(骨盤の向きを整える)
②ローオブリークサイドリーチ(開いた肋骨を整える)
③キャット(背骨を動かし、肋骨・頭の位置を整える)
※研究結果は集団としての傾向であり、効果には個人差があります。息苦しさが続く場合は、医療機関にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
参考文献
- Lin F, et al. Effect of different sitting postures on lung capacity, expiratory flow, and lumbar lordosis. Arch Phys Med Rehabil. 2006;87(4):504-509. PubMed
- Zaccaro A, et al. How Breath-Control Can Change Your Life: A Systematic Review on Psycho-Physiological Correlates of Slow Breathing. Front Hum Neurosci. 2018;12:353. PubMed
この記事の執筆
上村 建斗(かみむら けんと) 代表トレーナー


